ドル転は住信SBIネット銀行経由で行うべき理由(くわしい解説付き)
ドル転(円→ドル)は住信SBIネット銀行経由で行うべき理由は、手数料が安いという点です。まず、”ドル転”とは・・・日本円をドルに転換(両替)するという事です。我々が外国株を購入する際に悩みやすいのは、円貨決済 or 外貨決済のどっちを選べばいいかという事です。
私は外国株を買うときは外貨決済が良いと考えますが、その理由について説明したいと思います。
外国株(ETF含む)購入時は外貨決済が良い理由
〇ドルを保有することになり外貨、日本円と資産を分散できる
一度円からドル転することにより、外貨預金(ドル預金)することになります。
円だけではインフレや急な円高によりリスクが生じ、資産分散することによって、リスク分散することができます。
〇為替変動による売買のタイミングを気にしなくてよい
円貨決済をしていると購入時に為替が大きく変動した場合、購入タイミングが難しくなります。株価の上下だけでなく、為替の上下も損益に反映されてしまうからです。
ドルで一定額保有していれば、株価変動を気にせず売買のタイミングを計ることができます。
◎為替手数料が安くなる
これが外貨決済で外国株を購入する一番のメリットです。我々は海外に行くとほとんどの方は現地通貨に両替し、その際手数料が発生しております。
同じように、外国株を買う時には為替手数料が発生しております。円貨決済と外貨決済で米国株を買う際の各証券会社での手数料は下記の通りです。
証券会社 | 為替手数料 | |
SBI証券 | 25銭 | 1米ドルあたり |
楽天証券 | 25銭 | 1米ドルあたり |
マネックス証券 | 25銭 | 1米ドルあたり |
住信SBIネット銀行経由 でドル転した場合 | 4銭 | 1米ドルあたり |
各証券会社での為替手数料は軒並み25ドルですが、住信SBIネット銀行経由で買う場合の手数料はなんと1ドルあたり4銭となります。
各証券会社との差は6分の1程度となっております。
これを見るといかにSBIネット銀行経由でドル転をするメリットがあるかわかっていただけたかと思います。
では、その方法について解説していきたいと思います。流れとしては 下記の通りとなります。
①住信SBIネット銀行でドルを購入する(円→ドル)
② 住信SBIネット銀行 →SBI証券へ入金する
手間がほんの少しかかりますが、それに見合うだけのメリットがありますので、トライしてみてください。
住信SBIネット銀行経由でドル転する方法(くわしく解説)
①住信SBIネット銀行でドルを購入する(円→ドル)
住信SBIネット銀行HP:https://www.netbk.co.jp/contents/ にアクセス
■↓ 外貨普通預金を選択
■↓ 米ドル/円【買付】をクリック
■↓ 外貨普通預金 買付の 【必須】項目をすべて入力
*買付金額は円指定/ドル指定 のどちらでも構いませんが、迷ったら円指定でOK
■↓ 下記画面に切り替わるので、内容を確認して【確定する】をクリック
*選択までに10秒しかなく、焦りますが精神統一してゆっくりと【確定する】を押してください(ここが一番の難所かもしれません。)
0秒になってしまったら、戻るを押せば前画面に戻れますので、問題なしです。
② 住信SBIネット銀行 →SBI証券へ入金する
■↓ ログイン後、「入出金・振替」>「外貨入金」画面より、通貨選択及び振込金額と取引パスワードを入力し「振込指示確認」ボタンをクリック
■↓ 通貨・金額等が正しければ「振込指示」ボタンをクリック
住信SBIネット銀行をご利用される方はユーザーネームとWEBログインパスワードを入力、「JAL NEO BANK」をご利用される方はJMBお得意様番号とWEBログインパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリック
■↓ 内容を確認し、WEB取引パスワードを入力し、「確定」ボタンをクリック
■↓振込受付が完了し、確認画面が表示されるので、「このウィンドウを閉じる」ボタンをクリック
以上で入金完了です。
入金指示の内容は、「入出金・振替」>「外貨入出金 操作履歴」画面にて確認できます。
SBI証券 外貨建商品取引サイトでの確認も可能
SBI証券 外貨建商品取引サイト https://global.sbisec.co.jp/Fpts/login/
まとめ
*SBIネット銀行を活用したドル転が手数料最安値
*少し手間がかかる(すぐ慣れるし、頻度は少ない)
*ドルを保有することになるので外貨、日本円とで資産を分散できる
米国株を買うべき理由は下記記事を参考願います。
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