【米国株】永遠に保有したい銘柄
個別銘柄が欲しい・・・
米中の貿易戦争休戦を好感し、またFRBが7月中に利下げする可能性を強く示唆している事で、7月1日S&P500指数が過去最高値を更新しました。
短期の上下で一喜一憂はしませんが、やはりS&P500には間違いがないと改めて思わされます。
デイトレーダーの95%が利益を追い求めて活発に売買する事でお金を失っておりますが、プロが争う中で上位5%に入る自信がなければ、S&P500に長期投資する事をおすすめします。
とはいえ、やはり人間ですのである程度資産運用に慣れてきて、安定して利益が出ると個別銘柄に手を出したくなります。ほぼ間違いありません。私もそうでした。
自分には才能がある!そう思い個別銘柄に手を出し、市場を出し抜こうとします。
そして、市場を下回ることになります。笑
それでも個別銘柄が欲しくなる理由はとてもわかるので、個別銘柄の中でもいつ買っても良い、優良永久保有銘柄を紹介致します。
永久に保有できる個別銘柄
①JNJ ジョンソン&ジョンソン
日本でも有名な世界60カ国に250以上のグループ企業を有するジョンソン・エンド・ジョンソン。
消費者向け製品、医療機器、医薬品の分野で、数万アイテムにのぼる製品を提供し、「世界最大級のヘルスケアカンパニー」として成長しています。
今後ヘルスケア事業は必要性がなくなることがなく、不況にも強いディフェンシブ銘柄と言えます。
スタンダード&プアーズ社の格付けでAAAの評価をつけている超絶優良銘柄です。(AAA評価はマイクロソフトとジョンソン&ジョンソンだけです。)
配当利回り:2.73%(税込)
②MMM 3M(スリーエム)
3Mポストイットの会社といったイメージがありますが、事務用品以外に医療品、電源ポールの上に並ぶ電源トランスまであらゆるものを提供するコングロマリット企業です。
1997年から毎年増配している優良株となっております。
2018年からの1年のトータルリターンは−8.22%を落ち込んでおり、比較的割安に購入できるタイミングでもあります。
買うなら今かも。
配当利回り:3.30%(税込)
③T AT&T
最大手の通信企業。
日本で言うところのNTTにあたりますが、先行きの見えない日本とは違い、
さすがは米国株、35年連続増配の超高配当銘柄です。
インカムゲインを求める投資家にとっては素晴らしい銘柄となりますね。
成熟企業の為、大きな業績の成長は見込めませんが、それを差し引いでも余りある配当利回りです。
ITは今後伸び続けていくので、通信インフラ株も安定し続けるでしょう。
配当利回り:6.03%(税込)
④ V VISA(ビザ)
クレジットカードには7大ブランド(VISA、MasteCcard、アメックス、銀聯、JCB、ダイナース、ディスカバー)がありますが、その中でもVISAは58%のシェアを誇り、普段使いするなら、VISAを選んでおけば困る事はありません。
過去10年間の驚異的な収益(配当を含む約1,000%)は、今後10年間では再現されないとは思います、VISAは依然として2桁台の成長を続けており、B2B(企業間)、国際的、そして国内での機会が拡大しております。
配当利回り:0.57%(税込)
⑤KO Coca-Cola(コカコーラ)
コカ・コーラは説明不要ですね。
57年連続増配という、驚異の連続増配で株価も大変安定しております。債券に近い運用が可能な株式となっております。
安定しすぎているがゆえ、市場の短期的な熱には決して盛り上がりを見せることはありませんが、冷静且つどっしりとしており安心できます。
大幅な下落が、あればすぐにでも買い増しを行うべき優良株です。
配当利回り:3.08%(税込)
⑥BRK.A、BRK.B バークシャーハサウェイ
投資の神様ウォーレン・バフェットが経営する企業です。
クラスA(BRK.A)、クラスB(BRK.B)の二種類株がありますが、一株あたりの価格が違うだけで、同じ動きをするので通常はBRK.Bにしておけばよいでしょう。
そして、バークシャーハサウェイには配当がありません。
これは、配当金をもらい再配当する場合、一度発生する配当金に20%の税金がかかるのが無駄だというとてもバフェットらしい考え方です。
配当は、出しませんが内部で再配当されているので、自動的により効率よく運用してもらえます。
配当利回り:なし
最後に
なかなか、選択が厳しかったです。
正直、ウォールマートやアルファベット(グーグル)、ロイヤルダッチシェル(英国株)も候補にいれましたが、さまざまな理由を考慮し、上記6銘柄にしました。
やはり、個別は欲しくなるでしょう。
ちなみに私は、夏のボーナスはCISCOとS&P 500 ETF(1557)を買う予定です。笑
では、以上。
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